世界一のスパコン「富岳」、それは「2位じゃダメなんですか」への科学者らの答えだった

世界一の性能を目指すスーパーコンピューター(スパコン)「京」の開発計画を「2位じゃダメなんでしょうか」のセリフとともに「凍結」されることになったことを記憶している人は多いでしょう。
「京」の後継機として理研と富士通が開発した「富岳」は2020年、計算速度世界1位を獲得しました。

「富岳」で作成した新型コロナウイルスの 飛沫シミュレーションは、「富岳」の性能があってこそです。
コロナ禍が始まった2020年春からの1年半で出した様々なシミュレーションは、もし「京」を使えば10年かかったはずです。

 

矢田分校から何らかの分野で1位になる人が現れるのを、心待ちにしています。