今治地区高校生の交通安全会議が、12月12日(木)15時30分から、今治市民会館2階の大会議室で行われました。
この会議には、市内の高校の代表が集まり、その年の交通安全に関する話題について話し合いを、討議する会です。
矢田分校からは、生徒会長の川井くんと副会長の野田くんの2名が出席し、本校生徒会2名と協力して4名で出席しました。
会の序盤で、今治管轄内で起こる事故について、月曜日から金曜日よりも土曜日が多いという今治警察署の方から報告がありました。
これは、平日は、車を運転される方が、登下校の時間帯には配慮して丁寧な運転を心掛けてくれていることと
高校生も自転車の運転に気をつけているから事故が少ないのではないか、
また、土曜日はその意識が低下しているからではないか、
という統計結果を基に報告をしていただきました。

その後の会議では、まず、交通安全に対する各校の取り組みについて各校から報告があり、
アンケートの実施や交通安全集会、掲示物作成、自転車点検、挨拶運動と呼びかけ、
生徒会による登校指導などの活動報告がありました。
次に、昨年度から取り組んできた重点努力目標の「ながらスマホの防止、交差点での一時停止の徹底」、
について各校の達成状況とその反省について各校から報告がありました。
目標の達成状況に関して、ながらスマホ(歩きながら、自転車を運転しながら)によって
交差点で事故を起こしたや学校から離れるとヘルメットを外す、イヤホンを利用して運転している、
などの生徒目線で危険だと感じたことについて報告がありました。
最後には、これまでの話し合いを通じて、今年の重点目標と
今後の取り組みについて意見を出し合い、今年の重点努力目標として、

 

「イヤホン着用防止の徹底」

に決まりました。
この目標を各校で持ち帰り、生徒への周知徹底に向けた取り組みが、今後の課題になりそうです。
本校生徒会と矢田分校生徒会でも、この目標達成に向けて、
安心・安全な日常生活が送れるようで協力して行きたいと思います。
次は、会の様子です。

(左;会に参加した川井くん(右)と野田くん(左)、左;意見をまとめる様子)
 
(写真;会に出席した本校生徒会2名と分校生徒会2名)

今回の会に参加した、川井くんは「明徳高校と矢田分校の取り組みが他校と比べると弱いと感じました。
目標達成に向けて、SHRや生徒会からの呼びかけ、ポスター量の増加・掲示などをして、
全校生徒の目に止まるように取り組んで行きたいです」と意気込みを語ってくれました。
この会では、イヤホンをモチーフにしたデザイン「嫌(いや)ホン」が本校生徒会から誕生しました。
いつの日か、この「嫌ホン」が皆さんの目に止まる日が来るかもしれません。
その時は、今年の重点努力目標「イヤホン着用防止の徹底」というワードを思い出してください。

「嫌ホン」・・・次の流行語にノミネートされるかも