致知出版のブログから紹介します。
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幕末期の日本で最も大きい私塾「咸宜園」(かんぎえん)の
塾主であった儒学者・広瀬淡窓(ひろせたんそう)は、
厳しさと優しさを備え、儒教の教えの根幹は「敬天」ととらえ、

「天が求める生き方をすれば、必ず良い報いが得られ、
悪い行いをすれば必ず悪報がある」
という人生観に基づいて、広瀬淡窓が考え、実践したのが「万善簿」でした。

ひとつ善いことをしたら白丸をひとつ。
悪いことをしたときには黒丸をひとつ。

白丸から黒丸を引いて白丸の合計が1万になるのを目指して、
ひたすら善行に励み、悪行を戒めることを「帳簿」につけ、
自らの日々の生活態度を厳しく戒めた広瀬淡窓。

「人生は習慣の織物」といわれるように、日々の習慣が数年先、数十年先に
自らの人格として身に付くことを自ら証明した広瀬淡窓の生き方の習慣に学ぶことは多いと思います。
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あなたも、自分の行いを「帳簿)」に白丸、黒丸をつけてみませんか。