大学出張講義が、12月24日(火)⑤、⑥限目に2階ホールにて、矢田分校1・2年生を対象に行われました。

今年は、愛媛大学地域共創学部の笠松浩樹先生をお招きし、「地元に学ぶ『地元学』」というテーマで約1時間講義をしていただきました。
講義では、地元学の目的や進め方、先生が実際に学生とともに行ってきた内容がパワーポイントをつかって説明していただきました。

講義では、その土地の歴史・文化、これまでの体験などを学生が聞き、その話をまとめて地元の方に披露するという内容のものでした。この披露することが、その土地に住む人々が地元にいる人・あるものに目を向け、気付き、そこから地域の人々の新たな繋がりや交流が生まれ、地域の活性化、経済の活性化(祭りや地域行事の復活や外部の人が訪れるなど)につながるのではないかということを話されていました。
特に笠松先生流は、地元学=「地域の人の話に耳を傾け寄り添っていく姿勢」と考えられており、考えるより動くこと、何度でも失敗していくことなど地域の方との交流をすることの重要性や今あるものに改めて目を向けていくことの大切さも話されていました。

次は、大学出張講義の様子です。

(写真;出張講義をしていただいた笠松浩樹先生)

(写真;先生の話を聞く様子)
 
(左;質疑をする2年生、右;生徒代表で挨拶をする生徒会長)

今回の出張講義にあたり、笠松先生ありがとうございました。
話を聞いて、地元の人と交流することで地元に何があるのか、地元にはどんな人や文化や歴史があるのかなどを知ること、気づくことの面白さを学ぶことができました。
非常に勉強になりました。ありがとうございました。