8月6日(金)の午前に、今治空襲の慰霊祭が、別宮山南光坊山門脇にて行われ、矢田分校生徒会から4名が参列しました。

76年前、今治市は3度の空襲を受け、多くの方々が犠牲になりました。
犠牲者の中には、女学校時代の今治明徳高校の学生や教員も含まれており、その記録が今治明徳高校正門入って左手側の石碑に刻まれています。
矢田分校では、縁あって、「今治市の戦災を記録する会」「今治ユネスコ協会」が実施している慰霊祭に、長期に渡り参列させていただいております。
生徒会のメンバーからの「今治市で生活する住人として戦災でなくなられた方々を追悼したい。」という思いに沿って、今年も参列させていただきました。
昨年と今年は、新型コロナウイルスの影響により、慰霊祭における式典は行われず、献花とお祈りだけでした。

次は、慰霊祭の参列の様子です。
 
左;南光坊、右;献花前の石碑

左;献花をする大河くん、右;山本さん
 
左;献花をする河野さん、右;越智さん
 

 


メディアの方と話をする様子。

 
左;慰霊祭後の石碑、右;南光坊の樹木にとまっている蝉

次は、慰霊祭に参列した4名のコメントです。
「小学校の時に、平和学習で一度、学んだことがありました。そして今回、改めて慰霊祭に列列してみて、戦争のことをより身近に感じることができ勉強になりました。」(3年K組 越智瑞月さん)
「私は、身近に戦争を経験した人がいるので、改めて戦争の重さを考えるきっかけになってよかったです。」(3年K組 山本瑠香さん)
「この経験をもとに、改めて戦争の悲惨さを知り、次世代に語り継いでいく大切さを知りました。」(3年K組 河野真琴さん)
「戦争で亡くなられた方を追悼する慰霊祭に参列できたことは、今治市で生活する一人の住民として大変貴重な経験になりました。」(3年L組 大河蒼聖くん)

最後に、報道関係者の方(NHK)から取材を受けた3年L組の大河くんのコメントが放映されます。
時間帯は、18時50分頃です。お見逃しなく。