兵庫県で数々の教育実践を行っている先生に西村徹さんと言う方がおられます。
その著書『教師の作法 修養』から紹介します。
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五日市剛さんの著書『ツキを呼ぶ魔法の言葉』には、次のような興味深い話が載っています。
五日市さんがイスラエルを旅した時、その土地のおばあさんから聞いた話だそうです。

「『ありがとう』と言う言葉は、そうね、何か嫌なことがあったときに使ったらどうかな。(中略)
車を運転中、事故っちゃった、そんな時も『ありがとう』。
五日市さん、あなたの親が亡くなっても、歯を食いしばって『ありがとう』と言うのよ。
どうしてかというとね。
イヤな事が起こるとイヤな事を考えるでしょう。
そうするとね、またイヤな事が起こるの。
不幸は重なるというけれど、それは間違いなくこの世の法則なのよ。
だけど、そこで『ありがとう』と言うとね、その不幸の鎖が切れちゃうのよ。
それだけではなく、逆に良い事が起こっちゃうの。
『災い転じて葺くとなす』という言葉があるでしょう。
どんな不幸と思われる現象も、幸せと感じる状況に変えてくれる。絶対にね。
だから、『ありがとう』という言葉はね、魔法の言葉なのよ・・・・。」

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この五日市剛さんの著書『ツキを呼ぶ魔法の言葉』は書店で売られていないにもかかわらず、
口コミだけで100万部(ずっと以前ですでに100万部を突破していました。)以上発行されている本です。
「ありがとう」をとなえる人には効果がどんどん出ているみたいです。
あなたも実践してみてはいかがですか。