1946年12月11日、ユニセフは、第1回国連総会で『国連国際児童緊急基金』(United Nations International Children’s Emergency Fund)として創設されました。当初、第二次世界大戦の被害を受けた国々の子どもたちへの支援だけを目的に作られたユニセフですが、同様の活動を開発途上国の子どもたちにも広げることを求める人々の声に応え、国連総会は1953年10月8日、満場一致で国連機関としてユニセフを存続させることを決めました。この時、名称は現在の『国際連合児童基金』(United Nations Children’s Fund)に改名されましたが、略称の「ユニセフ(UNICEF)」は世界中の人々に親しまれていたため、そのまま使用されることになりました。