1月8日(月)成人の日

「成人の日」は、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます」趣旨の国民の祝日です。現在は1月第2月曜日ですが、2000年にハッピーマンデー制度で改定される前は、1月15日でした。1月15日は小正月にあたり、かつて小正月に「元服」が行われていたからだといわれています。「成人の日」が1月15日だったころは、前年の1月16日から、その年の1月15日までに誕生日を迎える新成人を祝っていました。
改定後は、前年の4月2日から、その年の4月1日までに誕生日を迎える新成人(学齢方式)になりました。
成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたのは、2022年4月1日です。2022年4月1日に成年年齢を18歳に引き下げる「民法の一部を改正する法律」が施行されました(民法では成人になる年齢を「成年年齢」といいます)。成人年齢の引き下げで大きく変わったのは、18歳・19歳でも親の同意を必要とせずにクレジットカードを作ったり、ローンを組めるようになること、女性が結婚できる年齢が16歳から18歳になることです。飲酒や喫煙、競馬や競輪などについては、健康被害の懸念やギャンブル依存症対策などの観点から20歳のままです。