140年前の今日、1883(明治16)年2月16日に日本で初めて天気図が作成されたことから、2月16日は「天気図記念日」ともいわれています。天気図は毎日の気象予報で見かけますよね。

私がもっとも気になるのは「雨が降るかどうか」なので、気象予報ではとくに降水確率に注目しています。

降水確率は0~100%の百分率で、ひと桁の値を四捨五入した10%きざみの11段階で表記されます。そのため、5%未満の場合は「降水確率0%」になります。およそ0%、ということですね。

降水確率を読み取る際には、百分率や概数といった算数の知識が必要といえます。百分率は小学校5年生、概数を求める四捨五入は小学校4年生の学習範囲です。児童・生徒のみなさんとお話をする際に、降水確率と算数の話題を織り交ぜてみてはいかがでしょうか。